一日生きることは、一歩進むことでありたい。

一日生きることは、一歩進むことでありたい。

湯川秀樹(日本の理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1907~1981)

 

一日は24時間。

これは、地球上のだれもが公平に持っている時間です。

そしてこれは、時間の長さ問題ではなく、時間を過ごす「意識」への問いかけです。

仕事でも、家事でも、「やらなければいけない事」と、「これをやることで、昨日より一歩進む事」がありますよね。

やらなければいけない事は早く終わらせて、重要な事は、「一歩進んだ一日にする」為の時間の確保する事。

サラリーマンや主婦としての立場で、「やらなければいけない事」に翻弄されてしまう事も当然あるでしょう。

それは、重要な役割の一つでもあるのです。

企業のイチ担当者として、やらなければならない事、当然ありますよね。

主婦として、やらなければならない事、当然ありますよね。

でも、湯川先生がおっしゃっている「一歩進む」とは、「昨日と違う一日」を目指すのです。

 

自分の夢の為の、1時間の時間。いや、30分でも・・

この1時間を確保し、充実させることで、進化の一日になります。

当然、1時間以上取れれば最高です。

難しい場合は、30分でも1時間でも、進化の時間を確保しましょう。

その積み重ねが、他人とは違う「なりたい自分になる」為の貴重な時間になります。

 

人は、出来ない言い訳を探す名人です。

言い訳を作る名人です。

でも、その言い訳名人になっても進化は訪れません。

成長の道は遠くなります。

言い訳の積み重ねは、ブレーキになり、平凡への道になります。

 

一日30分でも1時間でも大丈夫。

進化の時間を確保して、なりたい自分を実現しましょう。

過ごしやすい慣れ親しんだ範囲で生きていても、成長と成功はあり得ません。

過ごしやすい慣れ親しんだ範囲で、言い訳名人になる。

平凡な人間のよくあるパターンです。

ここから抜け出しましょう。

自分の世界を作りましょう。

昨日と違う今日を生きましょう。

明日が明るく見えてきますよ。

 

#人生を変える

 

何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、ハシゴは生まれない。

何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、ハシゴは生まれない。

松下幸之助(日本の実業家、発明家、パナソニック創業者 / 1894~1989)

どうにかしたいという「熱意」が、現実を変える。

 

あなたは、何を変えたいですか?

そういう変化を起こしたいですか?

どんな現実が欲しいですか?

 

やる気のある人間、何か変化を起こしたい人間、その変化の先に夢を実現したいと、エネルギッシュに活動する人には、常に、今の場所から飛び出そうと意識しています。

この言葉の中では、「二階」。

どうにかして、二階に登りたい、あがりたい、どうやったら二階にいけるのか?

考えて、考えて、考え抜いて、「はしご」を思いつくことになる。

逆に、二階に登ることさえも考えない、登りたいとも思わない、とてもエネルギッシュとは言えない思いの人には、はしごは必要ないし、はしごを思いつきもしない。

 

でも、どちらの考え方も悪いわけではない。

もちろん、はしごが無くても、もちろん生きていける。

 

だけど、一度きりの人生だったら、熱い思いで生きてみないか?

少しでも人生のステージを上げてみたいと思わないか?

一階で終わる人生も一つの人生だけど、二階に上がる熱い思いの人生の方が、たのしそうではないか?

一度きりの人生なんだから、楽しんでみようよ。

人生の見え方が、二階からだと少し違うはずだよ。

二階からの目線を、楽しんでみようよ。

見える範囲が広がれば、人生の範囲も広がるはずだ。

目線を高くして、見える範囲を広くする。

そんな熱い思いで生きてみようよ。

 

#人生を変える

 

この道より我を生かす道はなし、この道を行く。

この道より我を生かす道はなし、この道を行く。

武者小路実篤(日本の小説家、詩人、劇作家、画家 / 1885~1976)

 

「道」というと、難しく聞こえるかな?

では、表現を変えて「やりたい事」だったらどうだろう。

もう少し広げて、「なりたい自分」でもいいかも知れないね。

 

あなたの前にあるこの「道」を、あなたは見えますか?

頑張って、がむしゃらに求めていても、「あなたが歩きたい道」でなければなりません。

心の底から歩きたい道、人生をかけて達成したい夢。

その道の先にある夢が、あなたの本当の目標になるんだね。

人生をかけて、一生をかけて、なりたい自分になる。

夢を実現する。

その道は、「自分で選んだ道」だけど、その道は、「あなたを高めてくれる道」なんです。

 

人生は楽しくなければいけない。

辛いばかりの人生なんてつまらない。

人生は、自分の成長を楽しみながら、生きれると最高だね。

 

自分の成長を実感できる「道」を歩むことは、自分の最大限に活かす事。

だからこそ、この道を自信をもって進んでいく。

この道を究めることが、自分の成長になる。

この道の先に、自分の夢がある。

迷うことなくこの道を進み、その結果、自分を高めることが出来るようになる。

 

人生は、自分を高める事。

 

#人生を変える

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。

吉田松陰(幕末の長州藩士、明治維新の精神的指導者 / 1830~1859)

 

いきなり「夢」と言っても、唐突すぎると思うので、簡単な質問をするね。

 

今が楽しいですか?

今に満足していますか?

今がHAPPYですか???

 

あなたの「なりたい自分」はどんな人ですか?

その姿は、あなたの理想ですか?

なりたい自分をイメージしてごらん。

今の自分と、何が違っているのか?

どんな考え方なのかな?

どんなスタイルなのかな?

あなたの「理想」の姿をイメージしてごらん。

あなたの「なりたい自分の姿」だね。

 

あなたの「なりたい自分」になる為に、何を計画したらいいのかな?

いつまでに、何をやる?

いつまでに、どうなっている?

ちょっと難しい所もあるけど、頑張ったらできそうな姿、目指してごらん。

あなただったら、必ずできるよ。

必ずできると思って、信じてやってごらん。

その勇気が、大きな成長の一歩になるはずだよ。

 

その計画を、まずは、実行してみよう。

出来る事からで、もちろん大丈夫。

そしてその実行を意識して、習慣にするんだ。

何度も繰り返して、毎朝の「歯磨き」のように、

「やらないと、やらない自分が気持ちが悪くなるくらい」

普通に身に付いた習慣のようになるまで、やってごらん。

今は少し難しい、実行するのに「力」が要ること、そんな行動が、成長につながるよ。

今できる事、難なくこなせることを何度やっていても、成長にはつながらない。

「ちょっと難しいけど、頑張れば自分にもできる」

この繰り返しが、自分の出来る範囲を少しずつ広げてくれる。

ここに成長があるんだね。

 

ここまでくれば、あとは失敗を恐れずに、何でも挑戦する事だよ。

「失敗するかも??」っていう不安は、心のどこかに当然あるよね。

でも、多くの失敗の中に「成功」の種が潜んでいるんだよ。

失敗をしないと、一回で成功なんてできやしない。

もちろん、故意的な失敗を繰り返しても、成長と成功は望めない。

「成功するんだ!」という、強い信念の中での挑戦に、

成功の芽がでてくるんだよ。

 

ここまで来たら、この言葉に意味が見えてきたよね。

 

夢の無い人間には、成功はありえない。

なぜなら、理想をもって、計画し、それを実行しなければ、成功は手に入らないからだね。

さぁ、勇気をもって、自分の成長を意識して行動してごらん。

 

人生は一度きり。

精一杯生きている中に、無駄な事ないよ。

 

#人生を変える

 

 

 

人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。

人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。

本田宗一郎(日本の実業家、技術者、ホンダの創業者 / 1906~1991)

 

「弱さ」は悪い事はないよ。

でも、それに甘んじてはいけない。

それは、成長や向上心がなくなるからだよ。

「弱さ」を認識すると、「このままでもどうにかなるかも?」

という甘えと、「自分がやらなくても」という、逃避の道が見えてくることがある。

ここには、成長や向上心がなくなってしまう。

そして、「今のままでもいいや」の「今のまま」は、現状維持ではないんだよ。

世の中が進んでいる分、現状は維持できなくて、確実に遅れているんだ。

これはよくある、大きな勘違いなんだよ。

「今」といった瞬間に「過去」になるって言う、笑い話があるのを知っているだろ?

これくらい当然なんだけど、誤解されやすい事なんだね。

 

あと、強いとか弱いとか(例えば、力や影響力など)、多いとか少ないとか(金融資産や車など・・)、比較するものが、自分以外だったりすると、辛くなんだよね。

それは、対象の相手が、コントロールできない「他の物(人)」だから。

どんなに頑張って、自慢の為に高級外車を買っても、友人がその何倍も高い高級外車に乗っているのを見ると、頑張りが無駄に見えてしまう。

そして、その後は、あきらめの言い訳の言葉を見つけ出そうとする。

「だって、あいつは親が上場企業の役員で、自分でも会社を起業して・・」

真実のわからない、言い訳を探す旅に出発です。

これ、ほんとにもったいないよね。

 

で・・

本田宗一郎さん曰く、本当に強い人間は、比較する対象を「自分」にしているんだよ。

強い人間とは、「本当に強くなる比較」は、

 

昨日の自分と、今日の自分。

去年の自分と、今年の自分。

 

常にいつかの「自分」比較することで、自分のポジションを確認するんだね。

 

昨日より充実している今日の自分

昨日より勉強を頑張っている、今日の自分

昨日より部活を頑張っている、今日の自分

 

こんな毎日が一週間続けば、質の高い来週が迎えられる。

こんな毎日が一ヵ月続けば、考え方の自分に出会える。

こんな毎日が三か月続けば・・・

こんな毎日が六ヵ月続けば、恐ろしくなってきたぞ!

こんな毎日の積み重ねが365日あれば、確実に、違う次元の自分になれる。

 

ここには、他人とは自分以外の対象物は、登場しない。

いつも相手にしているのは今と未来の「自分」なんだ。

もっと言うと、「過去の自分」は安心感でしかない。

あんなことやっていたなぁ~

とか、

あんな癖があって、いつも、こればっかり・・・

これは、過去の事で、実は自分の成長にはあまり関係ないんだよ。

でも、他人と比較するのとは、雲泥の差になる。

 

最強の比較は、実はこれ

「今の自分と未来の自分」

これをきちんと比較出来たら、もう最高だよ。

 

今日、こんな一日を過ごせたから、明日はこんな一日になる。

今週、こんな一週間を過ごせたら、来週はこんな一週間になる。

今月、こんな一ヵ月を過ごせたら、来月はこんな一ヵ月になる

     ・

     ・

今年、こんな1年を過ごせたら、来年は、こんな1年になる!!!

 

凄いと思わない?

 

未来の自分を、今の自分を比較することを、楽しんでごらん。

明日の自分を、そこから創造してごらん。

 

 

最初に言ったけど、自分以外の物と比較しても、結果的に、優越感からくる自己満足にしかならない。

意味が無いことはないけど・・本当に強くは成れないよ。

 

過去の自分と、今の自分も、最強ではないけど、他人よりも数段価値のある比較だね。

 

男として、人間として、本当に強い自分を創りたいなら、他人の持ち物とか、過去の自分とか、とかではない新しい自分を比較しないといけない。

比較するのは、

 

今の自分と、将来のなりたい自分

 

ここに、本当に安心できる、「成長のある比較の世界」があるんだよ。

「今の自分と、将来のなりたい自分」という、新しい比較の世界で勝負してごらん。

明日の過ごし方もかわるし、今日をどう過ごしたら良いのかも、見えてくるよ。

そして、この比較の世界ならば、ストレスも少なくなるよ。

 

夢を見るから、人生は輝く。

夢を見るから、人生は輝く。

モーツァルトオーストリアの作曲家、演奏家 / 1756~1791)

 

どんな人にも、等しく与えられた時間

1時間は60分であり、1日は24時間であり、1年は365日であり・・・

 

1日24時間を夢見て、イキイキ過ごして1ヶ月過ごした人と、

1日24時間をダラダラ過ごして、1ヶ月過ごした人

明らかに、2ヶ月目の輝きが変わってくるよね

どんなにイキイキ夢見ながら過ごしても、1日は24時間だとしたら、

ダラダラ過ごして24時間って、もったいないよね

 

昨日より活きた今日を生きよう

昨日よりワクワクした今日を生きよう

昨日より夢に近づくように、今日を生きよう

愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。

愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。

 

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.

サン=テグジュベリ(フランスの作家、操縦士 / 1900~1944)

 

家族であっても、恋人であっても、

愛する人と一緒にいる時間は愛おしく、大切なものです

愛する人と目を見つめ合い、手を取り合い、愛を確認することも、とっても大切

そして、できるならば・・・

愛する人と一緒に、お互いが求めている方向を見つめることを意識してみませんか?

愛する人と、もっと違った人生の歩み方が見えてくるかも知れません

決して、手を取り合い、目を見つめ合う事が悪いことではありません

愛する人との同じ方向が確認できたら、生きたい場所を目指せたら、

最高のパートナーと、最高の人生を歩み、最高の場所まで行けるんです

これって、最高ではないですか?